インプラント治療
失った歯がよみがえる !! インプラント治療

大事な歯が無くなってしまった場合、義歯やブリッジでかめるようにします。でもどうしても歯と同じようにはなりません。
義歯の場合は歯があった時の3分の1の力でもかめないこともよくある話です。
でも、インプラント治療をすると、歯がよみがえった様によくかめる様になることも夢ではありません。なぜならインプラント治療は、人工の材料を使った再生医療なのです。他の治療では補えない良い点があります。
こういう方にはインプラント治療がお勧めです
◎ 入れ歯が動いて良くかめない方や不快感を持っている方
◎ 入れ歯を着けたり外したりするのが煩わしい方
◎ 入れ歯だと発音や審美的な面で問題のある方
◎ 前歯や奥歯が1本か数本抜けたままの方
◎ ブリッジをするために健康な歯を削りたくない方
◎ 歯周病を気にしており、残っている歯を大切にしたい方
それではインプラント治療について、ご一緒に勉強してみましょう
歯を失う原因って?
9割以上の原因はむし歯と歯周病です。
大きなむし歯の場合、残してもかめるようにするのが不可能で、治療すら無理な場合があります。治療ができても、大きなむし歯になると神経を取って、土台を立てて被せをする事になりますが、負担に耐えられず歯の根っこが折れたりして抜歯することになっていまいます。また、歯周病が進むと、全くむし歯のない歯でも根っこから抜けてしまいます。
最近の傾向として、生活環境や皆さんの意識の変化、歯科医療の普及等により、むし歯がだんだん少なくなり、最近では歯周病で歯を失う割合の方が多くなってきました。
歯を失った時の治療の種類は?
ブリッジ、義歯、インプラントの3つが考えられます。
《ブリッジ》
失った歯の周りの歯を削って、歯のない所も一緒につないで入れる方法です。 周りの歯を橋げたにして、橋をかけるように治療するのでブリッジ(英語で橋の意味)と言います。
《義歯(入れ歯)》
いわゆる入れ歯の方法です。残った歯にバネをかけて入れる部分入れ歯と、歯が無くなった時に入れる総入れ歯があります。
《インプラント治療》
インプラント
骨の中に人工の歯根を手術で入れて、その上に歯を作る治療で、人工のものを使った再生医療です。失ったものを修復する治療のブリッジや義歯とは全く違う意味合いを持ちます。
それぞれの治療の利点と欠点を教えて下さい
《ブリッジ》
○ 利点
◎義歯のような違和感がありません。
◎ 固定式なので、義歯よりもよくかめます。(しかし土台の歯を守るためにかむ力は落として作るのが通常です)
◎ 保険治療も可能です。(設計や、材質によっては保険が効かない場合もあります)
× 欠点
◎ 歯の無くなり方によっては、設計上ブリッジの治療が不可能なことは多々あります。
◎ 土台になる歯を被せにしないといけません。そのためには土台になる歯が健康であっても、削らないといけません。
◎ 歯の無い所の力も併せて土台の歯にかかるために、土台がダメになることがあります。
◎ 歯の無い所の下が不潔になり、清掃がしにくい場合があります。
《義歯》
○ 利点
◎ 基本的には、どんな場合も製作可能です。
◎ 保険治療も可能です。(設計や、材質によっては保険が効かない場合もあります)
× 欠点
◎ かむ力はかなり落ちます。総義歯の場合、3分の1ぐらいの力でしか噛めない場合も少なくありません。
◎ 床やバネがつくので違和感が出やすい。
◎ 部分入れ歯の場合、バネのかかった歯に負担がかかって、ダメになることがあります。
◎ 入れ歯で覆われた所が不潔になりやすく、虫歯になったり、歯肉が炎症を起こしたりすることがあります。
◎ 口全体を覆われるので、味や熱を感じにくくなったり、唾液も出にくくなることがあります。
《インプラント》
○ 利点
◎ ほぼ歯と同じようにかめるようになります。
◎ 他の歯を削ったり、負担をかけたりしません。逆に他の歯を守ることになります。
× 欠点
◎ すべて自費治療です。ただ、その価値観を考えてみてください。参照 ▶ 自費治療は高い? ~良くかめる編~
◎ 手術が必要ですので、体調面から親知らずの抜歯程度の手術ができない方は、インプラントの手術もできません。
◎ 骨の中に人工の歯根を入れますので、骨自体の厚みや強さによっては治療が不可能なことも多々あります。きちんとした診断が必要です。
◎ 期間がかかります。
参考 欠損補綴の比較一覧表
ブリッジ 義歯 インプラント
かむ力の回復 △ ~ ×
他の歯への負担 △ ~ × ○ ~ △
適用例 できない場合もある すべて可能 できない場合もある
費用 保険も可
自費(見た目)
保険も可
自費(見た目、かむため)
自費のみ
インプラント治療って、どんな治療?
失った歯の根(歯根)の替わりなる人工の歯根(インプラント)を手術で骨の中に入れて固定し、その上に人工の歯を作る再生医療です。
インプラント治療手順1
抜歯をした直後であれば、基本的には骨がきちんと治るまで 2 ヶ月から 3 ヶ月待ちます。
インプラント治療手順2
手術で人工の歯根の部分を骨に固定します。その後骨と人工の歯根が完全にくっつくように3ヶ月から 6 ヶ月待ちます。
インプラント治療手順3
インプラントに土台をつけて、その上に人工の歯を作ります
【重要】パール歯科での取り組み
パール歯科には「歯科用 CT 装置」があります。インプラントを計画する場合に、必ず歯科用 CT で安全性を確認して手術を行います。
通常の手術法に加えて、骨の幅が狭く、通常ならインプラント治療が無理な場合などに用いる、骨を広げて拡大する特殊な手術法(大口式手 術法)など、色々なケースに対応する技術を取得する努力を続けています。ただし難しいと考えるケースは、専門的な医療機関に紹介させていただきます。
インプラントの料金は?
料金表をご覧ください。理解しにくいと思いますので、基本的には直接ご相談ください。
安心のための配慮
パール歯科では、安心してインプラント治療を受けて頂けるように、以下の3つのことを配慮しています。
1.確実な診断
必ず歯科用 CT を撮影して診断を致します。条件が厳しい場合等、手術シミュレーションソフトでより詳しい診断をしたり、そのソフトの診断を元に手術用ガイドを作成することもあります。
2.保証システム
インプラントは実績としては被せやブリッジ以上に長持ちするといわれていますが、人工のものですからトラブルが絶対にないとは言えません。パール歯科では保証のシステムを導入しています。詳しくは直接説明をさせていただきます。
3.無理な手術はしない
当院の歯科医師は研修を受けて研鑽をしていますが、インプラントの専門医ではありません。自分達の実力は把握していますので、難しい症例に無理をしてチャレンジすることはありません。当院で手術するより難しい手術ができる専門医に任せた方が望ましいと考えた場合は、紹介をさせて頂くようにしています。
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